私の大学時代の思い出

2016年10月21日 投稿者:井梅 由美子

みなさん、こんにちは。

こども心理専攻の井梅と申します。

 

授業では主に臨床心理学に関する科目を担当しています。

 

以前こちらに書いた時には、自身の専門領域(臨床心理学に関すること)について綴ったかと思いますが、今回は少し別の視点からということで、自分自身の大学時代を思い出して書いてみたいと思います。

 

私は大学では子どもの発達や心理について学ぶ専攻に所属していました。わりと、現在所属しているこども心理専攻と近い領域にいたかと思います。

 

ちなみに女子大です。高校までは地元の公立高校に通っていたので、女子だけの環境は新鮮でした。それに加え、心理学であったり子どもの発達であったり、同じようなことに興味をもった人たちの集まりというのは、これまでにない体験で面白いものでした。

 

私の出身校は専攻ごとにクラスになっていて、専攻の人数は40人弱、とちょうど未来大のクラスと同じくらいの規模でした。大学にしては珍しい方かなとも思いますが、このぐらいの人数だとお互いが知り合えて、クラスの所属感があって心地良いですね。

 

一方で、学生は様々な地方から集まってきていたので、それまでの地元が同じ人たちとの集まりと違い、これまた新鮮でした。私は関東出身でしたので、関西出身の子や九州出身の子、あるいは東北出身の子、など、それぞれのカルチャーがあって驚くことも多く、それは本当に面白く、とても良い体験になりました。

 

大学のことを思い返してみると、やはりそこで出会った人たちのことが頭に浮かびますね。(もちろん、学業の部分が浮かばないということではないのですが…)

 

今でも、その当時の友だちと時々会いますが、会うとその当時にすっと戻れて、学生時代の友だちって大事だな~としみじみ感じます。

 

そしてここからは少し学業的な話になるのですが、4年間一緒に学んでいると、気づかないうちに、同じ学問を学んだアイデンティティとでも言えるものがあるなぁと思うのです。私は卒業後、カウンセラーの道に進みましたが、幼稚園の先生になった子もいます。久しぶりに会って話をすると、心理士の立場と教員の立場と、それぞれの視点があるな~と思いつつ、でも根っこの子どもを見る視点、子ども理解の部分では共通するな~と思ったり。

 

学生の皆さんも、今はまだあまりピンと来ないかもしれないですが、4年間大学で一緒に学んだことは、皆さん共通の学問的アイデンティティになることと思います。こども保育・教育専攻の皆さんは共通する保育観、教育観だったり、こども心理専攻であれば、同じ心理学的物事の捉え方であったり、子育て観であったり…

 

それは、社会に出て、様々なバックグラウンドの違う人と出会うことで、より感じられると思います。大学の4年間では、ぜひ、いろいろなことにチャレンジして、体験して、そしてそれを共有する仲間を作って下さい。

皆さんが社会に出て、行き詰ったとき、悩んだとき、共通のバックグラウンドをもつ仲間がいて、話ができることは、何よりの皆さんの財産になると思います。

 

 

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井梅 由美子(Yumiko Iume)
プロフィール

専門:発達臨床心理学

略歴:お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程単位取得退学。相模女子大学、青山学院女子短期大学の非常勤講師等を経て現職。精神科クリニックや小児科等で臨床心理士として勤務。