第59回 自己創造のススメ~自分とは“探すもの”ではなく“創るもの”~

投稿者:その他

私が高校生の頃、大学進学を考える中で自分が将来何をしたいのかが分かりませんでした。自分は何をしたいのか…自分に何が出来るのか…自分には何が向いているのか…いくら考えても明確な答えは出ませんでした。

漠然と将来は会社員になるだろうから経営学とかを学んでおくと良いのではないか、そんな緩い考えで受験する学部を選択したのを覚えています。

そんなフワフワした感じで大学に入学した私は、将来自分が何をしたいかを考える時間を得て、とにかく自分がしたいことを何でもやってやろうと、それだけは決めていました。自分が少しでもしたいと思ったことをアレコレとやっていくことで、自分が本当にしたいことを決められると思ったからです。

まずは勉強です。1年生の時は一般教養科目の中から、面白そうと感じた科目を片端から選択しました。その中で自分自身の基盤となる「哲学」「心理学」「言語学」といった学問に出会うことが出来ました。

そして、スポーツは高校生の頃からやってみたかったアメリカンフットボールを始めました。想像以上に練習がきつかったのでちょっと後悔したのを覚えています。

趣味の領域では、もともと好きだった映画鑑賞から演劇鑑賞にも手をひろげたり、洋楽にどっぷりと浸ってみたりとそれまで経験したことがないことでも「何事も経験だ!」を合言葉に、あまり興味がないことでもアレコレとやってみました。

そして、アルバイトはとても貴重な就業経験となりました。当時はインターンシップがなかったので、アルバイトを通じて社会と触れ、仕事を体験出来ました。時給が良かったので家庭教師と夜間警備のアルバイトは長くやりましたが、他にも街頭アンケート、翻訳、イベント誘導等単発でたくさんの仕事をやりました。マーケティングの会社に登録して単発のアルバイトを時間の許す限りアレコレとやったのを覚えています。

自分が興味あることだけでなく、興味がなくても機会があればやってみる。そんな大学生生活で私は自分というものを創っていきました。

私はこれを「自己創造」と言っています。「自己創造」とは「新しい自分と出会うこと」です。それまで出来なかったことが出来るようになった自分、それまで知らなかったことを知った自分…それまでとは違う新しい自分と出会う喜びを大いに味わい尽くすことで、自分に自信が持てるようにもなりましたし、将来やりたいことも明確になっていきました。

まさに、自分とは“探すもの”ではなくて“創るもの”という経験をした大学生生活でした。

東京未来大学には通常のカリキュラムに加えて様々なプロジェクト活動や独自のインターンシップ等、「自己創造」の機会がたくさんあります。自己創造機会の多さは東京未来大学の大きな特徴の一つです。

将来について明確な目的・目標が既にある人にとっては、大学生生活における「自己創造」は自己実現へと繋がります。将来について明確な目的や目標がある人もない人も、大学生生活でたくさんの「自己創造」をすることをおススメします。

 

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佐久間 俊和(Toshikazu Sakuma)

プロフィール

専門:モチベーション・デザイン

略歴:慶應義塾大学商学部卒業後株式会社リクルート入社、2012年より現職。リクルート社勤務経験から、モチベーション理論と実務の現場を繋ぐ実践スキルの開発・研究をすすめている。