第77回 ヒューマンインタフェースとは

投稿者:杉本 雅彦

 ヒューマンインタフェースとは、人間と機械との接触部分のことで、コンピュータと人間とのコミュニケーションの方法のことをいいます。まずヒューマン(human)とは、人間のことを意味します。そして、インタフェース(interface)は接点、境界面、接触面、接合面、仲立ち、橋渡しなどの意味する言葉です。具体的にコンピュータでは、キーボードやマウス、スピーカやマイクなどの人間が直接利用する入出力装置や、データの入力画面などのソフトウェアやアプリケーションがこれに当たります。
 
 つまり、ヒューマンインタフェースの意味は「人間と機械との接点のこと」です。適切なヒューマンインタフェースを確保するには、音声認識や画像認識、動画認識などの技術が必要です。また、使いやすさを意味した言葉に、アクセシビリティがあります。アクセシビリティ(accessibility)は、近づきやすさ、接近容易性という意味の言葉ですが、コンピュータの情報やサービス、ソフトウェアなどが、どの程度、広範囲に利用可能であるかを表します。高齢者や障害者などハンデを持つ人にとって、どの程度利用できるかという意味で使われることもあります。特に、Webアクセシビリティとは、アクセシビリティのうち、Webページについての利用のしやすさのことを言います。Webコンテンツを利用するすべての人、特に高齢者や障害者が、知覚、理解、操作することに対する配慮のことを言います。
 
 昭和の初め頃は、電話が普及しましたが、現在ではテレビ電話さえ当たり前のことになりました。今後、さらに技術の進歩により、コミュニケーションの方法や手段が増えて行く事でしょう。我々の未来はどうなるでしょうか。少なくとも、言葉の壁や障害の壁は、コミュニケーションに関しては無くなって欲しいと思います。そして、同時通訳のスマートフォンや携帯端末は既に登場してますが、リアルタイムに使えて操作が簡単になれば、さらに普及していくでしょう。もしかしたら、犬や猫との会話ができる翻訳の研究も進むかもしれませんね。
 
 

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杉本 雅彦(Masahiko Sugimoto)

プロフィール

専門:ヒューマンインタフェース

略歴:信州大学大学院工学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(工学)。NICT委託研究/ 革新的な三次元映像による超臨場感コミュニケーション技術の研究開発に従事。