「できるところから一歩ずつ」

2019年10月11日 投稿者:小谷 博子

 先月(9/29)、私はゼミや天文サークルの学生たちとともに、足立区の未来創造館・ギャラクシティで「プラネタリウム親子バリアフリーコンサート」を開催しました。プラネタリウムという暗い空間で星を見ながら、ピアノとフルートの奏者の演奏でプロ歌手の歌を、障がい児、多胎児、乳幼児を持つお子さんたちとその保護者の方に楽しんで頂きました。コンサートの開催は、今回が3回目ですが、2年ぶりの開催だったため、学生たちの多くが、初めての体験でした。コンサート後のアンケートでは9割以上の方から、「楽しかった!」と回答をいただきました。
 先週、私の担当科目である「障害者・障害児心理学」と「発達障害学」の授業で内閣府の作成した資料を元に「障害者差別解消法」について講義をしました。この法律は、全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障害を理由とする差別の解消を推進するというものです。教員として、学生たちに自分の伝えたいことを講義させてもらえる喜びを改めて感じました。
 10/19(土)に学生300人とともに「国立障害者リハビリテーションセンター見学」の校外学習へ出かける予定です。病院や研究所もあるトップレベルの国家機関で学べる貴重な機会です。それらの見学は大学では決してできない経験をその日はたっぷり体験してくる予定です。
 2020年には、オリンピック・パラリンピックの開催で世界中から障害者の方が日本にやってきます。一人ひとりが、やさしい気持ちで障害者の方と接することで、社会は心豊かになっていくでしょう。
 今後、北千住の「和の芸術祭」、「あだちサンタウォーク」などに100人以上の学生たちがボランティアとして参加します。今年も未来大の学生たちとともに、行動を起こしていきたいと思います。
 
写真①
 

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小谷 博子(Hiroko Kotani)
プロフィール
専門:育児工学
略歴:東京大学大学院医学系研究科博士課程修了、博士(医学)。子育て中の親の脳機能研究に従事。行政と協同で子育てイベントを多数開催。著書は「出産で女性は賢くなる」(ごま書房)など多数。