家庭科と環境〜「グリーン・コンシューマー」になろう〜

2019年10月25日 投稿者:小林 久美

 先日、台風19号が去るのを待ってから、名古屋で行われている学会に参加してきました。今回の発表の内容は、家庭科の中の環境に焦点を当てたものでした。「家庭科で環境?」皆さんは、家庭科というと調理実習や被服実習をイメージすると思いますが、家庭科の4つの学習内容の1つに「消費生活・環境」という内容もあるんですよ。家庭科で取り扱う環境は幅広く、子どもが育つ環境、男女が共同しながら働ける環境、住みやすい環境など人間の福祉を追求した身近なものから地球環境のように大規模な課題まで出てきます。
 ところで、2020年以降の温室効果ガス削減に向けた日本の約束草案では、二酸化炭素の排出量については、2013年度比マイナス25.0%を目指しています。家庭部門だけで見ると約40%削減することが示されているのです。私たちの生活でもCO2削減やエコを意識しなければなりませんね。
 CO2削減、エコ、というと、どんなことを考えますか?節電や節水を思い浮かべる人も多いでしょうが、40%というかなり大きな削減です。毎日しているスマホの充電を半分にできますか?お風呂はどうでしょう?なかなかそれだけでは難しそうです。使わないだけの方法には限りがありますね。
それでは私たちは一体どうすれば良いのでしょう?環境を守る方法の一つにグリーン・コンシューマーになるのはどうでしょう。環境に配慮し、商品やサービスを購入する消費者のことです。節電や節水のように我慢するだけでなく、買い物(消費)するときに配慮することでCO2削減に貢献できます。以下にグリーン・コンシューマー全国ネットワーク提唱の10原則を挙げますので、ぜひ皆さんも意識してくださいね。
 
http://www.kankyoshimin.org/modules/activity/index.php?content_id=57
 

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小林 久美(Kumi Kobayashi)

プロフィール

専門:家庭科教育
略歴:福岡教育大学大学院教育学研究科家政教育専攻修士課程終了(2002)。九州女子短期大学家政科助手、九州女子大学家政学部助手、九州女子大学人間科学部講師を経て現職。