心理学を学ぶことは生き方を学ぶこと!?

2017年4月14日 投稿者:川原 正人

こども心理専攻の川原です。私は臨床心理士という資格を持っており、心理学的な知識や技法を用いて悩みを抱えている人を援助するということを専門としています。こうした活動を行うことは心理臨床と呼ばれたりもします。地域で子どもや家族の支援を行ったり、学校や職場でカウンセリングを行ってきました。
 
大学では私の心理臨床経験から得た専門的知識や技能に関わる授業はもちろん教えていますが、それ以外にも統計法(数学です)や実験といった心理学を学ぶ上での「お作法」とも言える授業も担当しています。これらの授業での課題は卒業してからも「あれは大変だった」と話題に出てくるほどインパクトがあるようです。もしこの文章をお読みになっている方の中に心理学系の学部学科で学ばれた方がいたら必ずピンときているはずです。そうです、あれです(笑)。そんな大変な授業ではあるのですが、最近これらの授業に本来とは別の意味を(私が勝手に!?)見出しています。心理学ではストレスを跳ね返す力のことを「レジリエンス」と呼んだり、やり抜く力のことを「グリット」と呼んだりしています。こうした力のある人は健康に生きることができたり、人生で成功を収める傾向にあると言われています。もしかすると統計法や実験はレジリエンスやグリットを育んでいるのではないかと! なんたってあの授業をやり抜いたんだから・・・
 
東京未来大学は「高度な専門的知識・技能、人間性豊かな心、高い意欲を持ち続け、自ら考え、自ら行動することで、社会に貢献しうる人材に学位を授与する」というディプロマ・ポリシー(卒業認定や学位授与の方針のこと)を掲げています。ここに紹介したように楽ではない授業もあるかもしれませんが、こうした人材が育っていってもらえるように教員としてサポートしたいと思っています。

 

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川原 正人(Masato Kawahara)

プロフィール

専門:発達臨床心理学、コミュニティ・メンタルヘルス

略歴:筑波大学大学院人間総合科学研究科退学。大学附属相談施設、小・中学校のスクールカウンセリング、自衛隊医務室などで臨床活動を行ってきた。